少し前になりますが、部屋に壁紙を貼りました。
我が家は中古物件の平屋を購入して増築しているので、2階部分は築45年といったところですが、壁はべニア板で断熱材が入っていないので夏は暑くて冬は寒い…
平日は仕事なので2階で過ごす時間が少く、特に支障はなかったのですが、コロナになって在宅で仕事をするようになり、快適な仕事場に変えてみたくなりました。
この頃Youtubeやインスタで簡単なトイレや部屋のDIY動画が流れていたので、これなら私も出来そうかも?と思い、見よう見まねで小スペースのトイレからチャレンジしてみました。
DIYチャレンジ
まずはダイソーでトイレの窓枠に貼る壁紙シートを買ってきて、ニトリでトイレットペーパーホルダーを購入しました。この2か所を変えるだけでも雰囲気が変わったのでちょっと満足!
その流れで脱衣所にニトリのカラーボックスに布製のボックスを入れたサニタリーチェストを設置。掃除しやすいようにカラーボックスの底面にダイソーのキャスターを付けて可動式に。両親の下着を入れてみました。自分の部屋に下着を取りに行く手間が無くなったので両親も喜んでいました。
そして本番。
私の部屋のべニア板に白の壁紙を貼る!茶色いお部屋が明るくなるはず・・・!
まずは壁紙選びから。
楽天市場やアマゾンで検索して、最終的に選んだのは壁紙屋本舗さんの壁紙。サンプルが1枚40円だったので、気になるシートを4枚購入。
最初に取り寄せしたのは「リメイクシート」
値段が安かったのと表面がツルっとしてそうで良いかなと思いましたが、実際届いたサンプルを見ると壁紙というより光沢のあるペーパーシートって感じでした。貼って剥がせるタイプが良かったのでリメイクシートを選んだのですが、イメージとはちょっと違ってました。
そして再度、のり付きで剥がせないタイプのサンプルを取り寄せ。もうこれ以上壁紙選びに失敗したくなかったので、気になるもの全部で12枚を購入。剥がせないけど大丈夫?失敗したら元に戻せないけど…
届いたサンプルは、リフォーム業者さんが使いそうな本格的な壁紙でした。白っぽい色を選んだけど青に近い白だったり、クリーム色だったり、さらに模様の大きさの違いで雰囲気がかなり変わります。朝の光や照明をつけた時の色味も確認したかったので、何度もべニア板にサンプルをあてて検討してみました。
選んだ壁紙
悩んだ末にこちらの品番「FE-76319」を購入しました。真っ白ではなく、すこし黄みがかっていて模様も小さめ、和室の茶色の柱にも良い感じに合います。
壁紙屋本舗さんのホームページには、自分の部屋の壁紙の必要量をシュミレーションできるページが載っていました。なんて便利!
早速自分の部屋のサイズを計ってシュミレーションした結果、必要枚数は16枚必要でした。金額は10,000円ちょっと超えたぐらい。届いた商品は長い筒状の段ボールに入っていました。
壁紙貼りに必要な道具セット
壁紙屋本舗さんの商品よりも安かった、こちらを購入
では早速貼ってみましょう。
その前に
私は説明書を読むのが苦手なので、今からご説明する手順は細かな作業を飛ばしております。壁紙屋本舗さんの壁紙には『貼り方完全ガイド』が付いているので、説明書通りの手順をおススメします!
裏面の透明シートにはメモリが入っているので、自分の部屋の高さ+切り代(10cm)でカット。←貼り作業に慣れてくると、切り代がもったいなく思えてきて私は5cmにしていました。これは自己責任でご判断いただければと思います。
透明シートを剥がして、のりが表面に付かないように波状に折りたたんで壁紙を貼る場所まで持ち運ぶ。壁紙が歪まないように仮で貼り付け、貼った位置に問題がなければ空気を抜くようにハケできれいに貼り付けていく。壁紙が柱の端まできっちり張り付くようにヘラで押し当てて、不要な壁紙は地べらを使ってカッターで切り落とす。
続いて2枚目。
1枚目ののりしろ部分に重ねて貼っていくのですが、重なりあった部分をカッターで切るのが壁紙貼りの1番の醍醐味な気がします。思い切りズバッと切り込みを入れて、重なりあっている部分の端切れを取り除くと、左右の壁紙が隙間なくピッタリ!これがたまらない。あとはローラーを押し当てながらつなぎ目の違和感をなくします。これが決まるとかなり気持ちいいです。
実は、ファーストテイクを失敗しております…
カッターを引く力が弱くて、重なっている壁紙が下まで切れていなかった・・・泣。
もう一度、上からカッターを入れましたが1回目と同じ道は辿れずに、壁紙の間に隙間ができてしまいました。その壁の前には机を置く予定だったので、多少は机で隠れるよね・・・と目を瞑ることにしました。そのまま壁紙を貼り続けていると、だんだん楽しくなってきて、いつの間にか隙間が出来ても細く切った壁紙の繊維で埋める、というテクニックを習得していました!
正しい壁紙の貼り方は、壁紙屋本舗さんの分かりやすい動画をご覧ください。
失敗は他にも多々ございました。
壁紙の必要枚数を数えている時に、部屋の引き戸を開いた状態で数えたため、引き戸を閉めた時に露わになったべニア板の壁紙分が足りなかった・・・泣
でも大丈夫!残った端切れを切り貼りして何とかべニア板の空間を埋めることができました。
薄目でみたら全然気になりません!
不器用な自分を認識しているので、思ったより臨機応変に対応できる私!を発見することもできました。そして今になってこの築45年の部屋に愛着がわいております。
結果的に壁紙貼りに2日要しましたが、狭い部屋が功を奏して飽きずに楽しむことができました。
実は、自分の部屋の壁紙貼りの前に、床の間の繊維壁を漆喰壁に塗り替える作業まで手を広げてまして。
これはちょっと素人には難しくプロの修正が必要かも。。
進展したら、またブログに書きます。