今日は3月3日、ひな祭りの日。
我が家は二人姉妹なので、立派な7段飾りの雛人形がありました。
母方の祖父が、姉が生まれた年に送ってくれたものです。
私が社会人になる頃には、もう飾らなくなってたな。
姉妹が全然結婚出来なかったので、お雛様をちゃんと手入れしてないせいでは?
と雛人形のせいにして、30代に入った頃、何度か手入れしていました←私だけ効果なし。
7段を飾るのは大がかりになるので、お内裏様とお姫様の上段だけ出して飾ってた時期もありました。
そして、姉妹ともに50代になり、我が家の血筋は甥っ子のみ。
昨年、雛人形を受け継いでくれる人もいないし、大きい箱が2つもあるから、そろそろ処分しましょうか、という話に。
久しぶりに押し入れから出した大きな箱には、祖父の字で我が家の住所が書かれてました。
こんな立派な雛人形を準備して、送ってくれて本当に有り難いことだなと改めて思いました。
女の子の孫は私達だけだったので、すごく喜んでくれてたんだろうなぁ
おじいちゃん、おばあちゃん、本当にありがとうございます 泣
雛人形を飾る意味
今まであまり考えてこなかった、雛人形を飾る意味。
しらべてみると
「良い人に出会えますように」
「良縁に恵まれますように」
「健やかに育ちますように」
という願いを込めて飾らているそうです。
健康に育って、良いお内裏様を見つけてね!ってことですね。
供養先は典礼会館
処分することで合意した矢先、広告に人形供養の文字を発見。
これがタイミングだね、と広告主に電話して、父親と一緒にお雛様の箱を車に乗せて持ち込みました。
行き先は、幹線道路沿いに新しく出来た「典礼会館」。
存在は知ってましたが、両親は既に互助会の葬儀屋で積み立てをしていたので、特に興味はなく、高齢者が多い土地なので、また葬儀屋が出来てるなぁ程度の認識。
到着すると、中からたくさんの従業員が出てきて、丁寧に箱を運んでくれました。
ただ、人形供養なので、7段飾りの牛車や長ダンスなどの装飾品は引き取り不可でした。1箱は持ち帰りに。
何故か、お葬式のご案内へ
手続きしてる間に、女性店長が出てきて書類に記入するよう促されました。
せっかく来たんだから、葬儀場を見学してみないかというお誘い。
そして館内を見ながら説明してもらいました。
最近の葬儀は家族葬が多いから、コンパクトで綺麗な館内はアットホームなイメージがありました。
遺体安置室?も家族と一緒に過ごせる場所にあり、旅立ちの時まで側にいて寄り添えるようです。
一緒に説明を聞いていた父親も、なんだかこっちの方がいいな~と言っていました。
私もお葬式は悲しくて辛い儀式のように思っていましたが、この説明を聞いて家族みんなで一緒に見送るイメージが持てて、死ぬのもそんなに怖くないいかも?なんて思ってしまいました。
まとめ
雛人形の供養から、なぜか葬儀屋さんの説明を受けて、やがて来るその日のことを考えさせられました。
そして、親と一緒に選ぶのも良いと思いました。
多分、親戚も高齢で来れないだろうし、
訪問者の事を考えなくても、家族が望むやり方を選べばいいですね。