私の両親は今年で結婚55年。
二人はお見合いの日に１回会っただけで2回目は結婚式当日。そこから55年ずっと一緒に暮らしています。
今の時代だと考えられないけど、その当時は親の決めた人と結婚することは特段かわったことではなかったようで。客観的にみて相性が良いとは思えないけど、歳を重ねるにつれ、相手を大切に思う意識が高まっているようです。
二人の故郷は遠方のため幼少の時から頻繁に帰省することはなく、祖父母が亡くなった後は足が遠のいていましたが、親戚も歳をとって行動もままならなくなってきたので、両親が動けるうちに里帰りをすることにしました。
両親ともに長距離の歩行が難しいので、新幹線とレンタカーで移動するつもりですが、私は週末に近所のスーパーまで運転するぐらいのペーパードライバー。高速道路の運転が不安ですが、まぁ田舎なので何とかなるでしょう。。
いとこの結婚式を最後に25年帰省していない私の変わり果てた姿を見て、みんな驚くだろうなぁ…それまでにもう少しお手入れしておかないと。
両親にとっては今回が最後の帰省になります。改めて自分の兄弟に会えなくなるって思うと寂しい気持ちになりま すよね。兄弟の中には元気な姿を見せられないので会うことに消極的な方もいるようです。人それぞれ考え方は違うけど、会えるのなら会っておきたいですね。後悔のないように。
先日のＧＷに帰省していた義兄とたまたま老後の話になりました。以前私が「仕事辞めたいんだよね～」と軽く伝えていたようで ←あまり記憶がない。。
義兄から、老後は自分たちの夫婦と私の3人で協力しながら暮らしてもいいねと姉と話してるよ、と言われました。咄嗟に「仲間に入れてくれるの？！ ありがとー」と喜んでいましたが、時間が経つにつれ、私は誰かと一緒に暮らせるのか？ しんどくなるのでは？と思ってしまいました。そう思えば、両親は1回しか会ったことない人と55年もよく一緒に暮らせたなと驚くばかりです。これもきっとご縁なんだろうな～。
先の事はまったく分かりませんが、姉夫婦が私を気にかけてくれていることに有難く、恵まれた環境に感謝しています。 歳を取ったとき身内がいる安心感と姉妹を産んでくれた両親にも感謝だな。
