映画『国宝』を観て思った、主人公のモデルは誰?

先日、映画『国宝』を観てきました!

以前、横浜流星さんの映画『正体』を観て、今までテレビドラマしか観たことなかったけど、この人、演技が上手やん!と気づき、それ以降気になる俳優さんになりました。

吉沢亮さんも美形な俳優さんとして認識しており、私が彼を知ったのは深夜ドラマの『ロストデイズ』で、調べてみたら2014年のドラマでした。

すごい美形なんだけど、そのドラマでは主役じゃなかったから、あらもったいない!と思ってました。

『国宝』の映画監督李相日さんは、今回の主人公を「吉沢亮」に決めていたと言ってました。

原作でも主人公は美形の設定だったので、監督も「吉沢亮さんにピッタリ!」と思っていたんでしょうね。

このイケメン二人の共演に興味があったし、評判も良かったので満を持して観てきました。

結果はとにかく長かった!2時間55分だって!

この先、ネタバレがあるのでお気を付けください!

目次

原作は小説ですが、モデルが坂東玉三郎さん?

作家は吉田修一さん。

2017年から朝日新聞で連載されていたそうです。

もっと、昔に書かれた小説かと思っていましたが、意外と最近の作品なんですね。

1950年代の長崎からストーリーが始まり、ヤクザの家に生まれた少年が、歌舞伎界に入り、人間国宝になるまでの50年を描いています。

歌舞伎界は、親から子に芸を伝承する世襲制ですが、映画『国宝』では血のつながった息子に後を継がせるのではなく、部屋子が名跡を襲名します。

そして、主人公は女形。

あれ?これって実在した人がいてなかったっけ?

映画を観終わったあと、思いを巡らせていると、思い浮かんだのが『坂東玉三郎さん』

この方は、親が歌舞伎界の人ではなく料亭を経営していて、日本舞踊を習っていた縁で、6歳の時に歌舞伎役者の部屋子になっています。

その美貌と卓越した演技力で最終的に人間国宝に認定されています。こちらも女形。

歌舞伎界で親が歌舞伎役者じゃないと、イイ役をもらえないそうなので、一般の人が人間国宝まで上り詰めるなんて、かなり稀な出来事なんですね。

ここが、今回の『国宝』の主人公に似ているところです。

実際のモデルが坂東玉三郎さんかどうかは不明です。

歌舞伎の稽古に1年半

吉沢亮さんと横浜流星さんの歌舞伎を観ていると、かなり練習を積んでいるなと感じるのですが、稽古期間を調べてみると約1年半でした。

普通の人が1年半稽古して、あそこまで完成するだろうか。と思えるぐらい、二人は歌舞伎役者でした。

何かのインタビューで、横浜流星さんはストイックな人で、役作りにも定評があると書いているのを読んだことがあります。

今回、吉沢亮さんは「流星には絶対負けない!と言うモチベーションでやっていた」と語っていました。

二人の熱意が伝わる映画なわけですね!

納得です。

まとめ

歌舞伎を1度も観たことがないので、その凄さを知っているわけではないですが、この映画を観て、歌舞伎役者ってこんなに稽古しているだと感心しました。

歌舞伎役者は遊び人のイメージなので、あまり良い印象が無かったのが本音です 笑

今回、二人の俳優が真剣に取り組んだ映画をみて、何かに一生懸命取り組むっていいなと素直な感情が芽生えました。

一生懸命取り組めることを見つけたいですね~。

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この記事を書いた人

勤続30年を超えたアラフィフ独身OL。両親の介護も視野に入ってきたけど、人生の後半は穏やかで丁寧な暮らしをしてみたい。憧れのセミリタイアを目指してやりたいことを模索中。趣味は大河ドラマを観ること、食べること、神社仏閣巡りと歴史が好きです。

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