メーカーが椅子の瑕疵を認めたので、慰謝料を検討して欲しいと依頼した後の話です。
これまでの話はこちら

診断書と現在までの領収書を送付したあと、交換商品が届きました。
早速、椅子の脚を確認したところ、ビクともしないぐらいしっかり固定されています。
ネジが取り付けられているわけではなく、接着剤で止められている様子。
やはり、私が購入した椅子は接着剤の付け忘れなんだろう。
メーカーとのやりとりの中で、今回の瑕疵があった椅子は、どのような不備があったのか教えて欲しい、他の椅子も同じような不良品はないのかと確認しましたが、この件についての回答はありませんでした。
中国製だったので、確認が取れなかったのか、言えない理由があったのかは分かりませんが。
慰謝料に対するメーカーの回答
診断書を送付してから3日後に、メーカーから回答がありました。
私が送付した領収書の合計金額と見舞金として1万円支払うので、これで示談したい。
え? 見舞金1万円?
慰謝料ではなく、見舞金。それも1万円。
安い・・・と思いましたが、これ以上長々とやりとりするのが嫌になっていたので、提示された金額で示談しようと思いました。
でも、まだお尻は痛いし、治療中と伝えているのにな。
メーカーも早く示談して終了させたいんだろう。
消費者センターからの連絡
そんな時に消費者センターから連絡があり、メーカーが瑕疵と認めたメールの転送と、診断書、治療費の画像を送って欲しいと言われました。
消費者庁から、上記3点の提供依頼があったとのこと。
メーカーとのメールのやりとりを勝手に他者に転送していいのか・・?
許可が必要な気がしたので、再びGeminiで確認。
Geminiは特に問題なし、との回答でしたが、それでもほんとに大丈夫??と不安になり、再度、弁護士にメールで確認してみました。
弁護士には慰謝料1万円で示談しようと思っていることも併せてお伝えしました。
慰謝料の金額についてのコメントはありませんでしたが、メールの転送については示談条件により不可の場合があるので、メーカーに聞いてみたら?とアドバイス頂きました。
早速、メーカーに消費者センターに御社とのメールを転送していいかと確認したところ、特に問題ないと回答があり、消費者センターの担当の名前を聞かれました。
なんか、私がウソをついてるとでも思ったのかな?
それよりも、示談金について送ったメールの回答をお願いします的な内容が返ってきました。
煽られたような気分になりましたが、提示された金額で示談することを伝えました。
メーカーから書類を送付するので、サインと押印をして返送してほしいと言われました。
痛みが取れていない状態で示談
痛みは和らいできていますが、まだ痛い時があります。
後遺症になったらどうしよう。
メーカーから書類が届き、内容を確認したら今後一切この件に関して訴えない、と記載されていました。
そんな時、消費者センターからの着信が付いてることに気づきました。
もう要件は済んだと思っていたので、何か問題発生?と気になって折り返し電話してみると、怪我してから1か月後以降に病院に行く予定はあるかの確認でした。
自然治癒になるので、行くつもりはなかったけど、示談する前にもう1回病院に行って診てもらった方が安心では?とアドバイスを頂き、病院に行く事に。
いつものように、会社帰りに病院によって、レントゲンを撮ってもらいました。
尾骨骨折の亀裂箇所が薄くなっていたので、良くなってきているとの診断でした。
たまに、「痛い!」となることはあるかも?と言われましたが、後遺症になることは無いと言っていただけたので、ほっとしました。
帰宅して、すぐに示談書を書き、翌日ポストに投函。
あとは、治療費と慰謝料の振り込みが確認できれば、全て終了です。
まとめ
今回は、椅子の瑕疵で鼻骨骨折をするというツイてない不幸話でしたが、未経験なことを体験できて勉強になりました。
以前の部署で、お客様相談窓口を担当していた時期もあったので、ユーザーの立場を経験したことで、あの時もっとこうしたらよかったかも、と過去を反省する気持ちも芽生えました。
自分が経験しなければ気づかなかった気持ち。因果応報?
久しぶりに脳をフル回転して、少しは活性化できたかも?!