築50年の実家は、3回リフォームしています。
最初は中古平屋を2階建てに増築して購入。次は1階の増築と水回りのリフォーム、そのあと畳の部屋を床に変更。
ちょこちょこイジッている間に、外壁も生垣からブロック塀に変わっていました。
中古物件を購入した当時は生垣でしたが、木の剪定が大変なのと、木に虫が寄ってくるのが嫌だったので、途中からブロック塀に変えたんですよね。
特にブロック塀には問題なかったけど、地震対策の一環でアルミフェンスに変えることにしました。
阪神大震災も耐えたブロック塀
阪神大震災が起こったのは、私が社会人2年目の時でした。
朝の6時前に起こった大地震。
私はまだベッドの中にいて、突然起こった地震に悲鳴を上げたのを覚えています。
近畿圏でも長い揺れが続きました。
当日、最寄り駅の電車は動いてたけど、地下鉄が止まっていたので、行けるところまで電車で行って、地下鉄の区間は歩いて会社に向かいました。
会社までの道のりでは、窓ガラスが割れているビルもあり破片も落ちてました。
今思うと、そんな状況でよく出社したなと思います。電車が動いてるならとりあえず会社に向かわないと!と疑いもなく思っていました。時代ですよね。
そんな大地震でも壊れなかった我が家のブロック塀。
その後、大きな地震が何度か起こって、ブロック塀が崩れて通行人が死亡する事故が発生してしまいました。
その事故をきっかけに、各地でブロック塀の見直しが行われることに。
その頃、全国各地の自治体で住宅などの危険なブロック塀の撤去を進めるため「撤去費用を補助する制度」を導入する所が増えたんですよね。
残念ながら、私の地域では導入されませんでしたけど…
今も導入している自治体があるので、ブロック塀撤去を検討されてる方がいれば、調べてみるのが良いと思います。
築30年のブロック塀を補強
我が家のブロック塀は、1個のブロックが通常の物より大きいです。
これが崩れると事故に繋がる恐れがあるので、知り合いの大工さんに相談することにしました。
確認してもらうと、ブロックの中に鉄筋が入っているので、崩れることはほぼ無いという見立てでした。
それでも「もしも」のことがあるので、さらに塀に対してT字方向に鉄筋を差し込んで、ブロックで支える補強を4か所取り付けることにしました。
「これでひと安心!」ということで、ブロック塀への不安は解消できました。
アルミフェンスでも遜色なし
ところが父親が、ブロック塀のままだとどうしても不安が払拭できない…と言い出しました。
えーー!まだ言うの??
と最初は思いましたが、父親の不安が解消出来ないのなら、安心を買うという意味で、ブロック塀をアルミフェンスに取り換えすることになりました。
アルミフェンスは種類も豊富で、色や高さも選ぶことができます。
我が家は数あるアルミフェンスの中から、隙間の無い最安値を選びました。
高さは、地面からフェンス上までだいたい175㎝ぐらいなので、たまに家の前を歩いている人の頭がちらっと見えるぐらいです。
色はベージュにしたので、圧迫感も感じません。
施工会社への見積りは、ホームセンターと知人に紹介してもらった会社の2社に依頼。
結果、後者の方が安くて費用は約30万円。工事は1週間かかりました。
見栄えも良かったので、両親も喜んでました。
まとめ
南海トラフ巨大地震が来るとも言われているので、気になっていたブロック塀のリフォームが出来てよかったと思っています。
巨大地震がきたら、築50年の実家の方が崩れそうですけど…泣
まずは外壁で他人に怪我をさせない対策から初めてみました。
災害用リュックも準備しておかないと、思いながら何もできていません。
早め、早めに準備しておかないといけませんね!