ブログがかなり空いてしまいました。
仕事が繁忙期になると休日も頭の片隅に仕事のことが残っているので、ブログを書きたい気持ちになりませんでした←ただの言い訳。
その間に友人が乳がんになってしまいました。乳がんは9人に1人が罹る病気だけど、早期発見できれば治る可能性が高いがんです。
身近な人が乳がんになったとき
以前、取引先の女性が健康診断で再検査になり乳がんが見つかりました。ステージ０でしたが、今後のことも考えて片方の乳房を全摘して再建手術をしています。彼女は治療が落ち着いたらすぐに婚活を始めて彼氏をゲット。あっという間に結婚して今では2児の母になっています。病気を機に人生が大きく変わったというか、自分の意思で人生を変えたんだと思います。
病気になる前は仕事優先で結婚はしないかもなんて言ってましたが、今では育児も仕事もフル回転でやっています。彼女の経験談を聞いていたので、周りの女性には乳がんや子宮がん検診を受けるように勧めていました。私も子宮がんは毎年、乳がんは2年に1回検診にいっています。
両方とも痛みを伴う検診なので、大概の人は怖いからそのうち…と言いながら検診から足が遠のいています。私の友人もその１人でした。
たまたま休みの日が一緒になったので、友人の家にお邪魔したある日。実は胸にしこりがあってうつ伏せで寝るとしこりが当たって痛い気がすると話始めました。聞いた時はかなり驚いて取り敢えずすぐに病院に行く事を勧めました。
そこから一緒に病院探しをしたり、検査の日に連絡をもらったりと身内が病気になったような気持ちになっていました。そして乳がんと診断されました。
病院選びについて
友人は乳房再建手術を希望しましたが検査した病院では出来なかったので、ここから再建手術ができる病院探しが始まりました。私は取引先の女性が手術したがん専門の病院を勧めました。手術後も元気に過ごしている姿をみていたし、以前私が検診で引っかかって相談した時にその病院を勧められたからです。彼女自身も看護師の友人からその病院の名医を使命して診てもらうことを勧められたそうです。
私の友人は色んな選択肢の中から最終的に自宅から通いやすい総合病院を選びました。理由は退院した後の通院を想定して通いやすいことを重視したそうです。もちろん乳がんの症例の多い病院です。
今回の病院選びを間近で見ていてどの病院にするのかは自分で決める必要があり、病院選びもひとつのご縁だなと思いました。
紹介状を持ってとりあえず近くの病院に行ってみたら先生が変わった人だった、ということも起こり得ます。やっぱり他の病院の方が良かったかも…でも一刻も早く治療して欲しいからこのまま治療してもらった方がいい？と不安がよぎります。
大きな病気になった時はある程度絞り込んだ病院の情報・口コミを収集して、最終的にどの病院にするかは自分で決める必要があると感じました。決めた後は担当医師を信じて治療に専念する。友人はこの考えを持っていたので感心しました。
今は入院の日まで毎日仕事に行ってます。医師から出来るだけ仕事は辞めずに続けたほうがいい。治療費のこともあるけど仕事を辞めてしまうと気持ち的にも不安定になり、がんが進行する可能性があると言われたそうです。彼女もそのアドバイスに従って通常業務をこなしています。手術後はどんな症状が出るか分からないので先の事は分からないけど仕事を続けていてよかったと話していました。
私の父もがんの治療中ですが、定年後にがんになったので仕事との両立を考える必要はありませんでした。私たちの世代は年金が充てにならないから、定年後も体が動く限り何かしらの仕事は続けていくことになりそう。年齢とともに動けなくなると思うので、早めに細く長く続けられる仕事を見つけたいな。
生命保険について
自分が病気になった時の備えとして保険を確認してみました。
Youtubeの両学長の動画に感化されて「生命保険は不要。その分は貯蓄しておけばいい」という考えでしたが、結局入社してから入っている保険はそのまま放置していて、父親ががんになったタイミングでがん保険を手厚くしていました。それを見てホッとしてる自分がいました。でもがんになってもらえる金額は支払った保険料総額の⅓です。やっぱり普通に貯金している方がお得でした…結果論ですが。保険はあくまで保険であって損得勘定じゃないですね。
これからも治療が続くので少しでも友人を支えることが出来ればいいなと思っています。元気になったらいっぱい旅行に行きたいと話していたのでそのためにもお金を貯めておかないと！
画像は友人と一緒に行った那智の滝の近くにある熊野大社です。
